東栄端子の労働安全衛生方針
(1) トップコミットメント(基本理念)
東栄端子は、電子部品の提供を通して社会に貢献する企業として、企業活動の基盤を担う役
職員等(役員、従業員、その他東栄端子で働くすべての人)の心と身体の安全と健康を最重
要課題といたします。
東栄端子は、労働安全衛生法および東栄端子の「安全衛生管理規程」を遵守し、製造現場を
含む現業部門特有の危険要因の排除と、営業部門を含めた全職場の健康的な環境の実現を目
指し、全役職員等が一丸となって安全衛生管理活動を推進いたします。
(2) 具体的な取り組み(基本方針)
東栄端子の「安全衛生管理規程」に基づき、営業部門と製造現場を含む現業部門の特性を踏
まえ、次の具体的な活動を計画的かつ継続的に実施いたします。
1. 法令や規程類の遵守と強固な管理体制の構築
① 労働安全衛生法、製造業などに関わる関連法令、および東栄端子の「安全衛生管理
規程」(以下「規程」といいます。)を誠実に遵守いたします。
② 各拠点(本社、大阪支店、名古屋営業所、関東商品センター、奥戸工場、大阪工場)
に選任された安全衛生推進者を中心として、営業・物流・製造およびAssy作業など、
各部門の業務の特性に応じた管理体制を確立し運用いたします。
2. 作業現場の危険要因の特定とリスク低減の徹底
① 製造部門では、機械設備(切断、プレス、組立など)、化学物質(洗浄剤、はんだ
など)、作業環境(粉じん、騒音)など、製造およびAssy作業特有の危険要因を特
定いたします。
② リスクアセスメントを定期的に実施し、本質的な安全化、防護措置、作業手順の改
善、保護具の着用指導によるリスクの低減を徹底いたします。
(規程第5条第1号および第12号)
③ フォークリフトやクレーンなどの就業制限のある作業については、資格保有者以外
の従事を厳禁といたします。(規程第9条、別表1)
3. 心と身体の健康維持および増進と快適な職場環境の提供
① すべての役職員等の心身の健康維持を目的とし、定期健康診断の確実な受診と、産
業医や産業看護師と連携したきめ細やかな事後措置(就業制限、配置転換を含む)
を実施いたします。(規程第12条)
② メンタルヘルス対策や長時間労働の抑制を通じて、すべての役職員等が活き活きと
働くことができる快適な職場環境の実現を目指します。
③ 「不妊治療特別支援規程」、「育児および介護休業規程」など、個々のライフステ
ージに合わせた支援規程を適切に運用し、健康的な働き方をサポートいたします。
4. 業務に応じた安全衛生教育と技能の習熟
① 新規採用者、配置転換者に対して、危険業務の種類に応じた特別教育や、作業手順、
安全装置の取り扱いを含めた実践的な安全衛生教育を徹底いたします。(規程第6条)
② 「全社安全衛生大会」などを通じて、作業現場の災害事例や安全衛生管理の最新情
報を全社的に共有し、安全衛生意識の風化防止に努めます。(規程第7条)
5. 継続的な改善と対話の促進
① 経営層、部門長、安全衛生推進者、従業員代表者が一体となり、安全衛生管理活動
のマネジメントサイクル(PDCA)を確実に運用いたします。
② 安全衛生推進者による定期的な巡視点検と改善勧告、部門長による改善報告を確実
に実施し、現場の声に基づいた継続的な改善をおこないます。(規程第11条)
(3) 適用範囲と公開
この労働安全衛生方針は、東栄端子のすべての拠点(本社、大阪支店、名古屋営業所、関東
商品センター、奥戸工場、大阪工場)およびすべての業務に適用し、全役職員等に周知する
とともに、東栄端子のウェブサイトで公開することにより、透明性を確保いたします。
2025年12月12日






